不思議探検クラブ H.29年度第2回

ひこばえの解説

“フィールドビンゴ開始前 9マスの内「ひこばえ」について解説中”

平成29年6月17日(土)   場所 伴東小学校

【目的】
児童に観察やゲームを通じて自然に親しんで貰い、自然と遊ぶ楽しさを身を持って実感することで自然の大切さ・重要性を認識させ、その延長線上で環境問題を考えてもらうこと。

 【内容】
① 先月各自が選択した「ぼくの木」・「わたしの木」について確認。
「ぼくの木」・「わたしの木」の前で先月撮影した写真を「活動記録手帳」に貼るように指示。      

② 校庭に出る前に、フィールドビンゴの9マスのうち、「ひこばえ」「ダンゴムシの住んでいる所」について解説。                                            

③ 二グループに分かれてフィールドビンゴを実施。

④ 教室に戻り、フィールドビンゴの結果確認。
「音のする生き物」:残念ながら虫や野鳥の鳴き声・ザエズリなどは聞けなかったが、バッタの羽音を確認した児童がいた。
風がなく、風にそよぐつる性植物や樹木の葉音を聞かせることは出来なかったので、ソヨゴの枝を振って音を確認させた。併せて、「ソヨゴ」の名前の由来を説明した。

イロハモミジにぶら下がったミノムシ

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⑤ 「ぼくの木」にイロハカエデを選んだ児童が、5月よりも葉の緑色が濃くなっていることに気づいてくれた。また、イロハカエデにミノムシがぶら下がっているのを発見し喜んでいた。
「ぼくの木」・「わたしの木」のうち、「アオギリ」の幹の太さを計測した。46㎝であった。

 

 

⑥ 樹木の幹の温度については、期待していた程の差異が感じられなかった。
晩秋又は初冬に再体感させるようにしたい(児童達は樹木と鉄柱との温度差ははっきり分かったと言っていた)。

⑦ 花びらの数について 
キク科の集合花の解説、花弁のない花(ドクダミアジサイなど)の解説を十分に実施していないため児童達には混乱が生じている様にみうけられる。
わかりやすく解説する必要がある。→ 今年度中に実施したい。

⑧ 「ひこばえ」:校庭には我々が予想していた以上に「ひこばえ」が見られた 。

⑨ 児童の意識向上を期待してスタディシールを使用することにした。

⑩ 環境問題に関心を持ってもらうために、「みどりの小道:環境日記2017」に挑戦する様に説明し、日記帳冊子及びガイドブックを手渡した。

ダンゴムシの説明ダンゴムシの説明 ひこばえひこばえ