不思議探検クラブ H.29年度第5回

「くいつきヘビ」と「キュービックパズル」作成中「くいつきヘビ」と「キュービックパズル」作成中

平成29年9月16日 (土)  場所 伴東小学校      

【目的】
児童に観察やゲームを通じて自然に親しんで貰い、自然と遊ぶ楽しさを身を持って実感することで自然の大切さ・重要性を認識させ、その延長線上で環境問題を考えてもらうこと。                                                                                          

【内容】
①「ぼくの木」・「わたしの木」の1ヶ月間の変化を観察
  (降雨中であったが、例月通り実施。下記はこども達の観察内容)

ソメイヨシノ
:葉っぱが少し黄色味を帯びてきた。
       先月と同じカメムシ(キマダラカメムシの中齢幼虫)がいた。

イロハモミジ
:種子が先月より大きくなったように感じる。
  (注)種を採り飛ばして見たが、雨に濡れていたことと種が重いのでうまくとばなかった。

アオギリ
:実(タネ)が沢山出来ていてほとんどのものが色が変わって枯れたようになっている。

ユズリハ:あまり変化はみられない。
     となりの木には実がたくさんなっている。
  (注)「ぼくの木」に選定したユズリハは雄株ですが、すぐ近くに雌株があり、実をつけていたので、雄株と雌株の違いを再度説明した。

キンモクセイ
:蕾を確認出来た。
  (注)「わたしの木」の横にあるキンモクセイには花が咲いていた。

 

アオギリアオギリ(クリックで拡大) キンモクセイの花キンモクセイの花(クリックで拡大)

②「くいつきヘビ」
材料(歌舞伎紐)を渡し、作り方を説明し、指導した。
予想に反し作り方が難しかった様であり、なかなか捗らなかった。
従って止むを得ず、何人かの児童には少し短めのヘビを作らせることになった。

③「キュービックパズル」でサイコロ作成
早めに「くいつきヘビ」を完成させた児童に作り方を説明し、作らせた。
これは工作上の難しさはないので、着手した児童は完成させることができた。

(結果と反省)
・最大の反省点は「くいつきヘビ」作りの難易度を見誤ったことである。
(長くても30分あれば完成すると考えていたが予想以上に苦戦している者が多く、個別に指導したが、思う様に進まず、子供たちに、作る歓びと完成させた歓び(達成感)を味わわせることが出来なかった。)
・「キュービックパズル」を完成させた者は3名であり、予想を遥かに下回った。
・計画では完成した「キュービックパズル」を使ってごみ問題を主体とした環境問題に関する双六ゲームを考えていたが、時間不足で実施するに至らなかった。
 準備した双六ゲームは、何時の日にか何らかの形で実施したい。