地球ウォッチングクラブ 可部寺山公園下見

ヤママユガ保護網で交尾するツマグロヒョウモンヤママユガ保護網で交尾するツマグロヒョウモン

令和元年 8月16日(金)  場所 可部寺山公園

広島市から、10/27の観察会への参加募集通知を発行するに当たり、現地視察を 行いたい旨の依頼があったので本日実施した。

10:30 JR可部駅西口に集合。10/27当日の予定観察ルートにそって散策した。

可部駅西口のモニュメント(帆掛け船、五右衛門風呂、大羽釜、水の輪)をスタートに、明神公園の鉄燈籠と運河跡などで可部の歴史を学ぶ。
途中、雨バージョンで使用する予定の集会所を拝見。
それほど広くはなく50名位の規模か。

根の谷川を渡り寺山登り口へ。
寺山山頂へのルートが2通りあり、ほぼ一直線に上るルートと右迂回する水晶ルートがある。
今回は後者を選択した。
本番もこのルートにしたい。理由は水晶探しができそうだから。
ただ、この地は植物観察的には乏しい環境である。
シカがいることも関係するだろうが、よく整理されていて、下草類低木類が少ない森である。

頂上にはヤママユの森が設けられており、ウバメガシ・コナラ・クヌギなどの食草が網で囲われ、害虫害鳥から保護されてる様子か観察できる。
頂上付近でシカの鳴き声を聞き、2頭の姿も見た。

頂上から下山し、北側にある寺山公園に入る。
ここまで寺山の麓から約1時間。
休憩場所とネイチャーゲームの実施場所を確認した。
トイレ、駐車場がある。

この場所が一時解散地で、最終的には公園入口から急階段を下り、根の谷川沿いへ出て駅に帰って終了となる。