学校間交流事業 せせらぎ川水生生物観察会 広島市立大塚小学校

大塚小学校大塚小学校

令和元年 9月17日(火)  場所 せせらぎ川                     

せせらぎ川は、上流のため池を源に流れ出た人口の小川であり、周辺は住宅街と商業施設立ち並ぶ環境の中を流れている。
水質階級は「大変汚い水」と出た。

9:00  サポーター集合、準備。

9:10  生徒集合。

9:20  オリエンテーション。
               今日の目的、注意事項、班分け(15班)

9:25  せせらぎ川に移動(各班ごとにバケツ、網持参)

9:30  上流、中流、下流の3グループに分散し観察会開始。
      最初に各グループごとに環境要因を測定。
      大人数のためグループ長が実施。

      pH:7.5、COD:7、気温:30℃、水温:26℃、
      水流:5㎝/秒、水深5~35㎝、川底:砂
      
      川幅は約1m、護岸は大きな岩を連ねた人口の川である。

      この狭い小川に網を入れて生き物を探した。
      狭い川が子供達で一杯になった。

(写真をクリックで拡大)

環境要因の説明環境要因の説明 せせらぎ川に入るせせらぎ川に入る
採取(1)採取 採取(2)採取
採取(3)採取 アメリカザリガニアメリカザリガニ

10:15 採集観察終了。学校へ帰る。

10:20 各班ごとに生き物をシャーレに分類。

分類分類


10:45
 まとめ。水生生物調査記録紙に記載。

  指標生物の確認。
   水質階級Ⅰ:きれいな水の生物無し
   水質階級Ⅱ:ややきれいな水はカワニナのみ

   水質階級Ⅲ:汚い水の生物無し
   水質階級Ⅳ:大変汚い水はアメリカザリガニのみ

  以上の結果から、この地点の水質階級は「大変汚い水」の判定となった。

  その他の生き物は
   トンボの仲間:サナエトンボの仲間、その他の昆虫:アメンボ
   エビ・カニの仲間:スジエビ(体が透明)・ミナミヌマエビ(体が水色)
   魚の仲間:カワムツ・メダカ


調査記録の説明調査記録の説明

まとめまとめ


11:00
 質問タイム

身近な川が”大変汚い水”の判定を聞き、「ゴミを出さないようにする」「生き物を大切にする」「汚れものを流さないようにする」などの意見が生徒たちから出た。

11:15 終了。校長先生に挨拶をして解散。