不思議探検クラブ R 6 年度 第 4 回
パワーポイントを使っての説明
令和 6 年 8 月 17 日 場所 伴東集会所
【目的】
児童に観察やゲームを通じて自然に親しんで貰い、自然と遊ぶ楽しさを身を持って実感することで自然の大切さ・重要性を認識させ、その延長線上で環境問題を考えてもらうこと
【内容】
本年度第4回目の活動。
最初に、先月の「葉脈標本つくり」と「草と木の葉の拓本つくり」のふりかえりを実施。
7月分のふりかえり
次に、「生き物」にヒントを貰った発明についてパワーポイントで説明。
最初に、「便利だと思って使っている物」・「もっと便利になったら良い」及び「無くなったら困るもの」について、考えて貰った。
続いて、下記のヒントと発明品について説明。
オナモミ(犬の毛についた実がなかなか取れない) → 面ファスナー(マジックテープ)
蚊(人は蚊に刺されても気づかない) → 痛くない注射針
ハスの葉(ハスの葉は何故水をはじくのか) → 中身がつかない容器の蓋
フクロウの羽(獲物を捕る時大きな音をたてない) → 新幹線のパンタグラフ
カワセミの觜(水に飛び込んでも水しぶきが大きくならない) → 新幹線(500系)の先頭の形
カタツムリの殻(汚れや油汚れに強く汚れがすぐに落ちる) → 外壁材
サメの肌(無数の鋭い歯のようなウロコに覆われていて乱流を弱める) → 競技用水着
くもの糸(鋼鉄製の糸の4倍の強度とナイロンより高い伸縮性を併せ持つ) → 人工クモ糸
イルカの腹部のシワと尾びれの三日月翼(高速遊泳が可能) → 洗濯機のパルセーター
ヤモリの足の裏(垂直な壁を自由に移動できる) → 最先端のテープ(着脱自由な両面テープ)
猫の舌(ヤスリの働きや、毛づくろいのクシの役割がある) → サイクロン掃除機
蛾の目(夜間に目に入った光が反射しない無反射構造を持っている) → 反射防止フィルム
その後、児童に「便利な物やなくなって欲しくない物」などを次回までに考えてきて欲しいと依頼。
最後に6月に実施した「カモフラージュ」のふりかえりを再度実施。
カモフラージュのふりかえり(特に錯視について)
【反省点他】
発明品が自分たちの生活に直接役立っていると実感できないものがあったようで、興味ない様子も見えた。
取り上げる発明品の数を減らして、児童たちに考えて貰う時間と解説時間を長くする必要があった。