地球ウォッチングクラブ自然観察会 二葉山
小さいドングリがいっぱい(アラカシ)
令和 5年 11月26日(日) 場所 二葉山
極少人数の参加者でマンツウマンのような観察会だった。
資料はドングリブックのみで、ドングリを主に被爆樹木や各種樹木の特徴などを体験してもらった。
二葉の里第二公園(別名しりぶか公園)に 9:15 サポーター集合、9:30 受付開始。
参加者は2家族の少人数。
公園には他グループが多数いて混雑気味、10時前全員揃ったので出発した。
コースは 公園~明星院~山道~頂上~仏舎利塔~下山道~東照宮~公園。
公園を出て明星院へ向かう
明星院で被爆樹木3種(クロマツ・ソテツ・イチョウ)を観察。
被爆樹木のイチョウ
登り道に入ったところで、イスノキ(別名ヒョンノキ)の ”ちゅうえい笛(虫癭笛)” を体験。
但し、イスノキは伐採されていたので、笛材は事前準備した。
グランドそばの登り口付近でシリブカガシ・アベマキのドングリとノグルミ果実を観察し、山登りに。
何見つけた(シリブカガシ・アベマキ・ノグルミ)
山中の多くの樹木には名札ついており、初心者にとって学びの手助けになる。
が、サポートとしては名前以外の知識を伝えることが重要で、樹皮の温度差(アベマキやネジキの厚い樹皮とヤブツバキやクロキの樹皮を比較)、葉の特徴(カクレミノのグーチョキパー、シリブカガシの葉脈)など体験しながら進んだ。
山の中 登り道
シリブカガシの幼木
途中岩場で小休憩後頂上へ、戦争遺産の高射砲跡地を見た後仏舎利塔へ。
高射砲跡地 | 高射砲跡地の説明板を見る |
11:20 到着。
小休憩後、イロハモミジの紅葉(果実の飛び方体験、偶然テイカカズラの種子を見つけた)を見ながら下山開始。
仏舎利塔
下山道にはシリブカガシのドングリが沢山落ちておりそのほとんどがテカテカに光っていた。
大勢の人々が歩いた証拠だろう。
12:00 タラヨウの木に到着。
子供二人に葉を渡し、葉書作りを体験させ、郵送手続きをした。
タラヨウは別名ハガキノキとも言い、郵便局の敷地に植栽していることを伝えた。
12:15 公園帰着後アンケートを取り、解散。