森林部会3月例会
名号岩 「南無阿弥陀仏」が岩に刻まれている
平成30年 3月25日(日) 場所 石ケ谷峡
今年度最後の自然観察会。
新会員でかつ植物の博学者が加わっての観察会となり、花の少ないシーズンだが多くの種が観察できた。
寒さがようやく遠のき、麓ではサクラの開花情報がしきりに飛び、春らしくなってきた。
いつものようにJR五日市駅北口に9時集合、一部の会員は途中で加わることになったが、自家用車2台に分乗して出発した。
一昨日、五日市町内のサクラ情報があったので先にこの花見をしてからと決める。
同町坪井、観音神社境内のシダレザクラである。
聞くところによると、かの有名な京都円山公園のシダレザクラ(二代目)の子供で、当神社1100年祭の記念に平成14年に植栽され、「一重白彼岸枝垂」と命名されているそうだ。
全員揃って一路現地へ。石ケ谷峡駐車場10時5分到着。観察開始。
駐車場を出ると道路脇から畑、川沿いへの道と続き、観察対象の草本木本が我々を迎えてくれた。
今回は7名14個の眼で観ること、更にその眼もこれまで以上に高精度なので多くの種を発見すことができた。
最終到達目的地(あずまやとトイレ有り)で昼休憩と考えていたが、会員の観察力の高さで足が止まることが多く、途中で昼食休憩となった。
休憩後目的地に着くとアテツマンサクが本日一番の花盛りを見せくれた。
ある会員がこの先の橋のたもとにミズメがあると発言したので進んで行ったが、そこまでの距離感が掴めず途中で引き返し探索は次回に譲ることにした。
14時を境に反転し帰路に向かった。駐車場帰着15時15分。
次回例会日4/15(日)県緑化センターのサクラなどの観察会、4/22(日)の総会並びに講演会などの情報連絡をし現地解散した。
本日の観察種は62種。草本:21種 、木本:41種
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