森林部会4月例会
観察会の様子 コバノミツバツツジの出迎え
平成30年 4月15日(日) 場所 広島県緑化センター
新年度初回の自然観察会を実施。
今季サクラの見納めと新緑のパワーをもらった一日。
昨日までは雨天の心配があったが夜が明けると陽が差す好天候となった。
今回は場所柄、直接行く方が便利という方がおられたので、五日市組と直接組に分かれ現地10時集合とした。
五日市組は何時もの通りJR五日市駅北口に9時集合。自家用車に便乗し現地に向かった。
現地は第三駐車場に集合。
この場所を選択したのは理由があって、夏になると斜面のススキ原にナンバンギセルが出るのでこのことを伝えたいがためであった。
一同揃い観察会開始。
今回はサトザクラ(八重桜)と新緑の観察がメインであった。サトザクラは、御衣黄・菊桜・関山を観た。
サトザクラではないがシダレザクラが見事な晴れ姿を見せてくれた。
ベニシダレ
途中御衣黄クイズがあり花の色が変化する順序が問われていた。
それによると緑色か ら薄緑色に変わり最後は桃色になるとあった。
珍しいところでは、ラクウショウ(別名沼杉)の気根(呼吸根)を湿地帯で沢山観ることができた。
ラクウショウの気根
また管理棟前のハンカチノキは、果実を苞葉が包むように立っており、白く垂れ下がる状態ではなかった。
ハンカチノキ
管理棟からわんこ広場への途中で昼食休憩。
午後はハナノキの大木を観て下り道をたどった。
サクラの森を抜け山道を下ったが、途中道が判明しにくいような場所があり一瞬不安がよぎったが無事第三駐車場近くの遊歩道に出ることができ、本日の観察会を終了した。
本日の観察種は28種。 草本:4種 、木本:24種
次回例会日 5/13(日)鈴が峰山観察会で 9時 JR新井口駅 集合。
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