地球ウォッチングクラブ 瀬野川の生き物観察会
平成30年 6月10日(日) 場所:中野東小学校体育館、瀬野川ほことり公園
交流会から観察会終了までは曇り空で、川の生き物採集と観察は無事に遂行できた。
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サポーター集合の9時過ぎに雨が本降りとなったので雨天バージョンを検討したが、交流会が始まる10時頃には雨が止み、空が明るくなってきた。
9:30 受付開始。
健康チェックシートと下敷き「川の生き物を調べよう」配布。
当初班分けは4班としたが、幼児・小学生の欠席が多くあり3班構成とした。1班を幼児組に、2班と3班を安田組とした。
10:00 交流会開始。
広島市環境局温暖化対策課の中村課長の挨拶「自然の生き物が過ごせるために人は何をするか考えてみよう」があった。
今年度の活動計画、本日の予定などの説明が広島市の担当者からあり、川の生き物と採集方法などを保光さんが説明、グループから離れない・足元注意・観察範囲厳守・両手に物を持たないなどの諸注意を桝井さんが伝えた。
今回初めてのことだが子供たちにライフジャケットを着せ安全を図った。
大人も子供も着用が不慣れだったようでサポーターの三上さんが指導に当たった。
10:30 観察会へ出発。
車道を横断し川辺に到着。
・気温24℃ ・水温21℃ ・pH7.5 ・COD 2 ・水流50㎝/秒 ・川の波場40㎝ ・川の深さ15㎝ ・川底の状態石と砂などを測定し、生き物採集に入った。
網とバケツを各自で持ち、サポーターの指導で石を返し、ヨシの根元を探りながら小さな生き物を探した。
尚、観察範囲を限定するため上流に西野さん、下流に三輪さんが付いた。
11:15 採集終了。
バケツに入れた生き物をバットに移し、更に種類ごとに小さな入れ物に仕分けた。
仕分けた入れ物を一ヶ所に集め保光さんが一つ一つ同定。
11:45 体育館へ移動。足を洗い身支度を整え昼食休憩。
12:20 午後の部開始。
保光さんの解説で採集した生き物についての振り返りと質疑応答を受けた。
質問を募ったが声が無かったので市の安倍さんが質問を出した。
すると次々と質問が続いた。
どんなものを食べているのか、季節による違いがあるのか、サワガニがいなかった、危険な生き物がいるのかなどの質問があり保光さんと小谷さんが対応した。
特に小谷さんは安田生に熱心に説明していた。
13:00 グループごとに振り返りとアンケート。
13:30 終了片付け。サポーター、安田生でマットの片付け、床清掃。
13:40 サポーター諸連絡。
13:50 解散
採集した生き物
ナガレトビケラ・ヤマトビケラ・コガタシマトビケラ・ヒタタドロムシ・コオニヤンマ・カワニナ・ミズムシ・シマイシビル・サナエトンボ・ハグロトンボ・ヒゲナガカワトビケラ・シマトビケラ・ニンギョウトビケラ・コカゲロウ・シロタニガワカゲロウ・アカマダラカゲロウ・トビイロカゲロウ・ヌマエビ・ガガンボ・スジエビ・ヨシノボリ・オイカワ・ツチガエル・マシジミ
水質は「ややきれい」と判定。