不思議探検クラブ H.30年度第3回
校庭での「生き物採集」の様子
平成30年7月21日 場所 伴東小学校
【目的】
児童に観察やゲームを通じて自然に親しんで貰い、自然と遊ぶ楽しさを身を持って実感することで自然の大切さ・重要性を認識させ、その延長線上で環境問題を考えてもらうこと
【内容】
本年度第3回目の活動。
① 最初に先月実施した「カモフラージュ」の「ふりかえり」で「擬態と保護色について」補足説明。
先月の「カモフラージュ」の「ふりかえり」
② 今月は例年実施している「校庭にくる動物」の観察を実施することになったので、校庭に出る前に一番身近な昆虫のひとつである「アリ」をどの程度知っているか調査するために「アリの絵」を描かせてみた。
「アリ」の足が6本であることは11人中10人が知っていた。
(昆虫の足が6本であることを知らない子もいた)。
全ての足が胸からでていることを知っている子どもは2人のみであった。
もうひとつの基本事項の「体が頭・胸・腹の三つからなりたっていること」は全員知っているようであった。
触覚については、11人中8人が描いていた。
③ 校庭に出て、昆虫を中心にした「生き物採集」を実施。
(採集した生き物:こども達の発表)
ガ、チョウ、アリ、セミ、トンボ、バッタ、コウロギ、ムカデ、ハチ、クモ:10種目
(具体的に名前まで判明したもの)
ヤマトシジミ、キチョウ、アブラゼミ、ショウリョウバッタ、トノサマバッタ、フクログモ:6種
④ 採集した「生き物」をルーペを使って観察。
「アリ」については、校庭に出る前に描かせたものと、実物を比較させ、「スケッチ」させた。
観察しながら描いたので、ほとんどの子どもが全ての足が胸から出ていることを理解したようであるが、うまく描けていない子どもいた。
校庭で採集した「生き物」の観察
【感想及び反省点】
「擬態と保護色」については、ほぼ理解して貰えたと思う。
「アリ」を画かせてみて、観察の重要性を改めて認識した。
適当な時期に再度画かせてみる必要がある。
身近な生き物である「昆虫」とその他の虫について、機会を見つけて話をする必要がある。