不思議探検クラブ H.30年度第7回
「おなじものさがし」
平成30年11月24日 場所 伴東小学校
【目的】
児童に観察やゲームを通じて自然に親しんで貰い、自然と遊ぶ楽しさを身を持って実感することで自然の大切さ・重要性を認識させ、その延長線上で環境問題を考えてもらうこと。
【内容】
本年度第7回目の活動。
① ネイチャーゲームの「おなじものさがし」を実施。
本来であれば、校庭で実施すべきと思うも、校庭では木の葉の種類に限界があるため、校外で集めた木の葉を中心に実施した(校庭の木の葉はセンダンのみ)。
イチョウ、ソメイヨシノ、ウリハダカエデ、センダン及びケヤキの5種類で実施。
イチョウは馴染みが深い木の葉であることや複葉はセンダンのみであったことから、比較的簡単に探すことが出来た様である。
但し、子どもの中にはウリハダカエデやセンダンを探すのに苦労しているものもいた。
② ネイチャーゲームの「校庭の色さがし」を実施
校庭の色さがし
「校庭にあるもの」及び「校庭から見えるもの」を前提に10色の色を探させた。
自然物の他に多くの人工物の名前が出て来た。
「あお」の中に「空」が出て来たことや、サザンカの花粉、ユズリハの葉柄などが出て来たことは我々の活動の成果の一部と考えるが、まだまだ観察力の足りなさを痛感するので、例月の活動の中で繰り返し指導する必要がある。
終了後子供たちが発見した「色」の確認を実施、
その時に「観察」⇒「発見」⇒「考える」ことの大切さを説明。
探した色の確認
子供たちが発見した「校庭のいろ」の結果
【感想及び反省点】
「おなじものさがし」では類似の木の葉を充分に準備出来なかった。
本来であれば野外で実施すべきアクティビティであるが、校内での活動に限定されているため、充分な成果は表れていない。
「校庭の色さがし」で「くろ」の中に「コケ」が出て来たが、これはコケ本来の色ではなく、黒いものと混在していたため、そのように見えたのであるということを説明し、納得させる必要がある(次回要確認)。