不思議探検クラブ H.30年度第6回

校庭での観察風景校庭での観察風景

平成30年10月20日    場所  伴東小学校

【目的】

児童に観察やゲームを通じて自然に親しんで貰い、自然と遊ぶ楽しさを身を持って実感することで自然の大切さ・重要性を認識させ、その延長線上で環境問題を考えてもらうこと。  

【内容】

年度第6回目の活動。

 前回の「ふりかえり」として、「気象・天候」について下記内容を画像を使って実施。

・雲の種類
・雨の降る仕組み(水の循環)
・気象観察
・砂防ダムの役割など

気象と天候について気象と天候について

子供たちより「雨は地球の問題を何個か解決してくれる」との発言があり、豪雨災害はあるものの、水が生物にとってかけがえのないものであるということを理解していることが分かった。

 前回実施した「」について、再度米の収穫量と重量について稲穂を使って考えさせた。
参加者全員に稲穂を1本ずつ渡し、米粒の数と重さを計測させた。

稲穂の米粒数えの様子稲穂の米粒数えの様子                    

稲穂の数:12本、米粒の総数:1308粒、重量合計:39g
稲穂1本の米粒(平均):110粒、米粒1粒の重量:約0.03g

この結果を子供たちと共有するために、次回補足説明を実施する必要がある。

 校庭の樹木観察

観察樹木を限定せずに子供たちに自由に観察させた。
結果として下記の8種の樹木を観察した。

キンモクセイ、ソメイヨシノ、ヤマモモ、ヤツデ、サザンカ、ニシキギ、イロハモミジ、アオギリの8種。

常緑樹と落葉樹の葉の違いや紅葉につい記載している子どもが多数いた。

花期はヤツデを除き全て終わっており、花が観察出来なかったため、「なし」との記載が多かった。
花期が終了しているため、花期を記憶(?)で記入している子どもがいたが、ヤツデについて勘違いをしているようなので、次回説明する必要がある。

樹木に来ている昆虫やクモを見つけた子どもたちも多数いた。
冬芽を観察するような形で資料を準備していたので、冬芽を意識して観察した子どももいたが、花芽と葉芽の違いが分からなかったようである。

【感想及び反省点】

米粒の重さを計量をグラム単位でしか計量できないキッチンスケールで実施したので、正確性に問題がある。
花期について、実際に花を観察できる時期に再度観察させることで、誤解を解く必要がある。
冬芽(花芽と葉芽)の違いをソメイヨシノで再度観察させる必要がある。