不思議探検クラブ H.30年度第5回
稲穂ごとの米数を数える
平成30年9月15日 場所 伴東小学校
【目的】
児童に観察やゲームを通じて自然に親しんで貰い、自然と遊ぶ楽しさを身を持って実感することで自然の大切さ・重要性を認識させ、その延長線上で環境問題を考えてもらうこと。
【内容】
本年度第5回目の活動。
① バケツで育てた米を使って、稲~米について説明。
② 一粒の籾から何個の米が出来るかを調べるために、稲穂ごとの米粒を数え、重さを計った。
米粒の合計 1,163粒
重さ 合計 約18g (本来であれば23~25g程度になるはず)
実施時期の関係で、収穫時期を早めたため、米の一部が未熟であり、本来の重さになっていない
③ 校庭で、腐葉土と真砂土を使って「土の保水力」及び「降雨による被害の違い」の実験を実施
(実験後の子どもたちの観察結果要約)
土で作った山の様子 | |||||||
腐葉土 | 真砂土 | ||||||
たくさんくずれず、水もそれほど色がかわってなかった | 土砂がたくさん(水も)ながれてきた。水の色は茶色だった。 | ||||||
くずれない。きれいな水。 | くずれた。きたない水。 | ||||||
被害が少なかった。 | 被害が多かった。 | ||||||
土石流が起きたが、まさ土の山より小さかった。 | 大きな土石流と洪水が起きた。 | ||||||
人(の模型)が流されて行方不明になった。 |
実験後の結果観察
実験後の水の色の比較(左:腐葉土、右:真砂土)
(子どもたちの感想要約)
・まさ土の方がながれやすい。
・山の土(腐葉土)はくずれなかったけど、まさ土はくずれることがわかった。
・まさ土の方が災害がひどいし、水の色がきたない。
・どんな場所でも危険になるがあることがわかりました。
・まさ土より腐葉土の方が水でくずれにくく、水もきれいだった。
④ 教室に帰り、天候や洪水被害の画像や動画を見せて解説
実験後の画像を使用した天候・洪水などの説明
【感想及び反省点】
正確に何粒の籾から成長させたのか不明確であったため、収量計算が不正確なものになった。(稲穂1本ごとの収穫量を正確に計算できなかった)
保水力の実験設備に、家屋、自動車、人などの模型を設置して実施したので臨場感はあったが、山の作り方が適切でなかった様に思われる。