森林部会5月例会 自然観察会
カマツカの花盛り
令和元年 5月12日(日) 場所 おおの自然観察の森
部会参加者が最小になったので、観察の森主催の観察会に参加。
10時センターに集合。
森林インストラクターの田淵さんから事前にツル植物のヤエムグラ・クズ・キヅタ・ヤブガラシ・センニンソ・ノブドウなどの特徴を実物を見ながら解説があった。
ツル植物の展示
その後フィールドに出ての観察会。
初めに、センターそばのナラガシワに着生しているカヤランを観察。
以後、エノキ・ウツギ・イワガラミと進み、サンヨウアオイに行きつき花の特徴であるくびれを観察。
センター前でエノキを観る
サンヨウアオイの花(中央葉に掛かる白色)
タニウツギは小さな株ながら薄ピンクの花、和紙の原材料のガンピ、酒類のジンの香り付けに利用されるというネズ。
ウラジロでは葉一枚はどこからの話、サルトリイバラの巻きひげ、タムシバの香り体験、スノキの葉の味見、イヌザンショウとサンショウの見分け方(前者は刺が互生し後者は対生)、ヒメヤマツツジの雄しべ5本と咲く時期がコバノミツバツツジの後でヤマツツジの前。
ヒメヤマツツジ
シキミとサカキの葉のつき方の違い(前者は輪生状)、ミツバアケビの雄花と雌花の違い、足元に咲く小さな紫色の花ヒメハギ、ニガナの茎から出る液体の秘密、ヘクソカズラの臭い、ヒメウズの黒い根の秘密などなど、植物の不思議を考察する2時間の観察会だった。