不思議探検クラブ R 4年度 第 4 回
春の七草について
令和5年 1月21日(土) 場所 伴東小学校
【目的】
児童に観察やゲームを通じて自然に親しんで貰い、自然と遊ぶ楽しさを身を持って実感することで自然の大切さ・重要性を認識させ、その延長線上で環境問題を考えてもらうこと
【内容】
本年度第4回目の活動。
今回は「春の七草」と「植物の冬ごし」について、解説と観察を実施。
最初に「春の七草」について解説。
最近は家庭で「七草がゆ」を経験する子供たちが減少しているようで、参加者の中に経験者はいないようであった。
七草の説明と、昔と現在では、その呼び名が変わっていることを説明。
「春の七草」は食べて楽しみ、「秋の七草」はその美しさを鑑賞して楽しむものであり、楽しみ方が違うということを説明した。
次に、「草」と「木」の冬越しについて、
① 種を残す「草」
② 苗で冬をすごす「草」
③ 地下で茎や根(球根)をのこす「草」
④ ロゼットで冬をすごす「草」
⑤ 葉を落とし、冬芽をつくる「木」
⑥ そのままで冬をすごすが、冬芽もつくる「木」
について簡単に解説後、校庭で観察を実施。
観察した「ロゼット」と「冬芽」
「 ロゼット 」
オニノゲシ、ナズナ、スイバ、ウラジロチチコグサ、オオアレチノギク、ギシギシ
「 冬芽 」
(落葉樹)ウメ、アオギリ、ソシンロウバイ、アジサイ、ソメイヨシノ、イロハモミジ、モクレン
(常緑樹)ヒメユズリハ、ヤツデ、サザンカ、キンモクセイ、シラカシ
校庭でのロゼットや冬芽の観察の様子(写真をクリックで拡大)
(反省点)
校庭及び草木の植生や様子が、3年前に比べ大きく変化していることを充分に把握していなかった。
従って、「ロゼット」と「冬芽」は数量的には問題なかったが、十分な観察は出来なかった。