総合観察会 4月例会(鈴ヶ峰)
観察風景
令和5年 4月2日(日) 場所 鈴ヶ峰
久し振りの自然観察会。
今年度から部会主催を事務局主催に変更し、最初の観察会を実施した。
好天気でサクラは満開、多数の参加者で最高の観察日和となった。
10:00 JR新井口駅(一部鈴が峰公民館)に集合。
参加者を確認後公民館に向かう。
公民館で登山マップをいただき、本日のコース(中学校登山口~うぐいす園地コース~頂上、昼休憩後余裕があれば西ピーク、戻りはひよどり園地コース~公民館)を確認した。
出発前に公民館で、地球ウォッチングクラブ(6/11白潮公園、5/28リハーサル)、環境の日(6/18基クレド広場)・スポーツレクレーションフェスティバル(10/8エディオンスタジアム)、MS&ADリーンアースプロジェクトの活動状況等、本年度の活動情報を共有した。
10:45 出発。
出発前に本日の目的を「各自1つ以上子供たちに伝えられる不思議を見つける」とするよう宿題を出した。
登り口付近にはソメイヨシノ・レンギョウ・ユキヤナギが花盛りで登山意欲をかきたててくれた。
オオイヌノフグリ・カラスノエンドウ・クサイチゴ・サンヨウアオイ・シロバナタンポポ・ノゲシ・ハナニラ ・フモトスミレ・ムラサキケマンなど道端の花々、特にサンヨウアオイの花には皆一様に驚愕していた。
サンヨウアオイ
アオキ・アカメガシワ・アラカシ・シロダモ・タブノキなど若葉独特の色模様、アセビ・クロモジ・コバノミツバツツジ・サルトリイバラ・モチノキ・ヤブツバキなどは木本の花で個性満載だ。
コバノミツバツツジ
キランソウ
その他では、クロキ・マテバシイの株立ち状姿が目立った。
ひこばえの成長した姿である。根元を切られても簡単には死なない生き物の姿である。
クロキのひこばえ
ナラ枯れが進行中。
コナラの根元に木くずが溜まっていて、これがカシノナガキクイムシの仕業。
12:45 頂上到着、到着が遅くなったので西ピークへは断念。昼食休憩。
頂上で見つけたチョウは、ヒオドシチョウ・キアゲハ・アゲハチョウなど。
ヒオドシチョウ
13:15 下山開始。
サンヨウアオイの花を見ていない方がいたので下山時に観察してもらった。
14:00 登山口付近到着。
次回は、7月似島で観察会を実施で周知し、14:10 解散した。