伴学区子供会奥畑川水生生物観察会
奥畑集会所 導入
令和元年 8月11日(日) 場所 奥畑集会所、奥畑川
保護者の方々が熱中症対策や川での危険防止などに気配りをしていただいたおかげで無事に観察会を終えた。
8:00 集会所に集合、諸準備を開始
8:30 開始(集会所2階)、挨拶に続き導入解説。
川の中にはどんな生き物がいますか?の質問に、ドジョウ・コイ・ザリガネなど数種があがったが、海の生き物のエイとかウニを上げる子がいた。
導入解説では、カワゲラ・トビケラ・カゲロウ・トンボ・カメムシの特徴や見分け方を説明した。
9:00 集会所出発
9:10 組合橋到着。
組合橋
環境要因測定実施。
気温:30.5℃ 水温:21℃。
次に川の中に入り流量測定、ウキを2m流しその時間10秒を計測、流量は20㎝/秒で、”遅い” 分類となった。
流量測定
次はパックテスト。川の水をくみ取り橋の上でテストを実施。
CODとPHを各々2名づつ、ほぼ失敗なく実施。
CODは1のきれいな水、RHは7で中性。
COD測定
9:20 水分補給。保護者の方々が水とスポーツ飲料を準備していた。
採集ポイントへ移動。
下見時のポイントで昨日大人が足を滑らせたとの情報が入ったので今回はその下流を選定した。
9:25 採集方法と注意事項を伝えて全員川の中は入った。
深いところは子供の腰当たりの水深。
めいめいヨシの茂み、川底、石の周り等々に網を入れ生き物を採集した。
川がやや深いので泳いでいる子がいた。
生物採取
一方、お母様方は岸辺の水流に足を入れでしばしの休息を楽しんでいた。
また、男性の保護者は川の下流に待機し見守りをして下さった。
保護者休憩
10:00 採集終了。
採集網を洗い、バケツに入れた生き物を持って引き返す。
組合橋で2回目の水分補給した後集会所に帰り着替える。
10:20 採集生き物を分類。
バケツからバットへ移し、更に種ごとに小分け用入れ物に分類。魚は別の入れ物に。
分類
10:50 まとめ。
小分けした入れ物の種を解説。
分類同定
2019.8.11・奥畑川水生生物調査表(PDF)
〇印は指標生物
[トンボの仲間]
アサヒナカワトンボ・コオニヤンマ・コヤマトンボ・ハグロトンボ・ヤマサナエ
[カゲロウの仲間]
キョウトヒラタカゲロウ・コカゲロウ・〇ヒラタカゲロウ・マダラカゲロウ
[トビケラの仲間]
オオカクツツトビケラ・〇コガタシマトビケラ・シマトビケラ
[ブユの仲間]
〇ブユ
[カニの仲間]
〇サワガニ
[貝]
カワニナ
[魚]
カワムツ・タカハヤ・ヨシノボリ